美術館デート2011/03/20

岡本太郎展見てきました。特に好きというわけではなかったのですが、たまたま観たNHKの「TAROの塔」がおもしろくて、作品を生で見てみようと思ったわけです。普段ならきっと車で行っていただろうけど、そんなこんなの状態で我が家の車はガソリン残り少なく電車で行ってきました。

夫は仕事が忙しく、娘と二人。赤ちゃん時代に電車に乗った以来、2回目の電車です。最近は「デンシャ」と言えるようになったし、電車を見るとテンションあがって「バイバイ~」と見送っていました。まさか中に人が乗れるとは思っていなかったのかも。ちょっと混みぎみの車内に乗るとベビーカーの娘は熱い視線(?)を浴びて固まっていました。それでも慣れてくると手が届く範囲のおねーさんのバックのタグやおにーさんのジーンズを触ろうとして阻止するのも大変でした。帰りは各駅でと決めたのでした。

岡本太郎展は作品数が多かったです。絵がたくさんあったけど、私はオブジェの方が好きだな。入ってすぐオブジェが展示されていたんですが、もう一度見たいと思ったら再入場できませんでした。

海洋堂のガチャガチャが人気ときいていたので、私もやってみました。かばんいっぱいに買ってる人もいました。どうするんだろう、と気になってヤフオクを調べてみたらありました、8種類セット。一番安いもので6400円。一回400円だから、倍の値段で売れるのかー。何が出るかなってワクワク感も400円の中に入ってると思うけど、セットで買う人はそういうのいらないのね。

岡本太郎展の土産
私のところにきたのはこれとこれ。同封されていたラインナップを見ると「2.動物」と「4.河童」が欲しかったな。うまくはいかないものです。どこに飾ろう、存在感あるので場所選びそう。

東京国立近代美術館の工芸館では高橋禎彦さんのガラス展をやっていました。娘がぐずらなければ見ていこうと思っていたら、岡本太郎展の入場券とセットになっていました。ラッキー☆岡本太郎展は人がいっぱいいたけど、ガラス展はまばら。というか私と娘しかいない空間も。ガラスって人気ないのね…。高橋禎彦さんは日本の現代ガラスをひっぱってきた人の一人。以前デモを見たことがあります。短パン&ランニングで吹いていて、びっくりした記憶が。(たいていの人はやけどの恐れがあるので長袖&長パンツ)

ガラスがやわらかい時に出る形をうまく残し、それに直線のカチッとしたものを組み合わせた独特の作品。吹きガラスでカチッとした直線をつくるのも難しいし、丸みのあるグニャっとした形を狙い通りに仕上げるのも難しい。高橋さんの吹きの技術にため息出るばかりでした。作品はポップでかわいらしく、かつ洗練されたものでした。作品を組み合わせたインスタレーションが多かったですが、その中のどれかひとつを持って帰って飾ってもぴったりくるような身近な作風も合わせもっているのです。

私の目のキラキラは明らかに、岡本太郎<高橋禎彦でした。やっぱりガラスっていいな~。ちなみに娘の目のキラキラは、岡本太郎=高橋禎彦<北の丸公園でした。

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