じゅーさんっ2015/05/30


いつもの風景

 娘達を保育園に送った後、ちょっと遠回りして川沿いに帰ることがあります。この川、鳥が豊富なんです。コサギ、ゴイサギ、カモ、アヒル、カワセミ、カワラヒワ、ツバメなどなど。それはそれは朝から楽しい気分を味わえます。

 いつもだいたい同じ場所にいるカモ一家を見ていたら後ろから「じゅーさんっ」ときこえました。ふりかえると散歩中のおじさんが去っていくとことでした。「じゅーさんっ?」と思いカモを見ると13羽!メンバー確認していたのでした。

 別の日、カモを子供たちと一緒に見ているとカモがこっちに近づいてきます。ひょこひょこおしりを振りながらかわいいなーと思っていると、13羽のおじさんとは違うおじさんが来てカモを追い払います。追い払い方がやさしいので黙って見ていると独り言のように「見てるとこ悪いね、連れてっちゃう人いるからね」とこっちを見ずに話しています。「この前も白い毛が落ちていてねぇ」というので、最近見かけないアヒルがもしや、と思いアヒルのことかときくとそれには答えず去っていきました。

 地域の人に愛されてるカモ達なのですねぇ。かわいいからエサあげたくなる気持ちわかるけど、こんなご時世あんまり人に慣れすぎるのもよくないのかもしれません。おじさん達の静かなカモ愛がほほえましかったです。

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