自由すぎる放牧 ― 2009/07/18

港からお墓がある所まで車で1時間ぐらいかかります。通常は平地を通って行くのですが、夏の間はドンデン山という山越えルートもあります。時間は平地と変わりませんが、1000m近い山を越えるし、道が細いのであまり通る人はいません。でも、眺めがいいので観光がてら通ってみることにしました。
山道に入ると所々道路の真中に土みたいなのが落ちています。それを見て思い出したのが、ドンデン山の放牧。放牧というと芝生みたいな所を自由に動いているイメージがありますが、ここは違います。車が通る道路に牛がいるんです。急な山なので牧草地みたいな所はなく、道路の脇の草を食べているみたいです。
道に落ちている落し物を踏まないようよけながら山を登っていると、いました、落とし主。何の予告もなく登場です。途中「放牧中」とかいう看板は見なくて、知らなくてスピード出してる人はかなりびっくりすると思います。最初にゆっくり1頭が近づいてきて車をクンクン。いきなりサファリパークみたいになりました。後に2頭続けて来て車を恐がることもなく通り過ぎていきました。こんな放牧でいいのだろうか、佐渡だから?
佐渡への旅 ― 2009/07/18

妊娠34週で旅行に行ってきました。里帰り出産する人はこの頃までに移動しましょうという時期です。佐渡には祖母がいるし、お墓もあるのでずっと行きたかったのですが、妊娠してから移動に自信がなくなって、行かないつもりでした。でも、柏崎での販売の時車移動だったら大丈夫だったのと、やっぱり出産前に祖母に会っておきたいのとお墓参りしたい気持ちがあって、体と相談しつつ行くことにしました。
祖母は明治生まれの97歳、いろいろ忘れるお年頃です。今までは会うと「お~、るりこか、何しに来た?」と言っていたのですが、今回はニコッと笑うのみ。知ってる人という認識はあるみたいですが、名前と誰の子だかはでてきませんでした。誰かはわからなかったみたいですが、世間話はいろいろできたし、明るくて元気なおばーちゃんからパワーをもらいました。
朝5時に佐渡についてその日の12時すぎの船で島を出るという超短期滞在のスケジュール。お昼は長三郎という地元では有名なお寿司&ラーメンがおいしいお店で食べました。11時オープンと同時に入店したのですが、次々とお客さんが入ってきていました。私が食べたのはラーメンとお寿司のセット2000円。どっちもおいしかったです。驚いたのがあわびの肝。これだけ入って450円!もう一皿食べたかったけど、食べすぎはよくないと思って我慢しました。